キモカワのキャラクターと絵の細かい設定がクセのなる「うちにかえったガラゴ」

「うちにかえったガラゴ」

#絵がかわいい #ハートフル #大人もハマる #読まず嫌いはもったいない #何回もリクエストされる #文章量:1ページ3行くらい

 

  • 読まず嫌いはもったいないと思うくらい、キモかわいい主人公のガラコが好きになる。

  • グラフィックデザイン出身の作者が描く1ページ1ページのクオリティが高い。

  • オリジナルの家具や小物がいちいちかわいく、物語に関係ない細部の設定も楽しいので、大人が繰り返し絵をじっくり見直してしまう。

 

 

こんにちは。ぶぶぶろぐです。

今日は「うちにかえったガラゴ」を紹介します。

この本は、旅するかばんやのガラゴが冬になったので、久々にうちに帰るお話です。うちに帰って、まずお風呂に入ろうとするけれど、次々に友達がやってきて、なかなか入ることができません。

「うちにかえったガラゴ」は、前から気になっていた一冊です。でも、表紙に描かれた動物が目が赤いし大きいしで、ちょっと気持ち悪くて好きになれなさそうと読まずにいました。先日、急いで本を選ばなければならない時があり、パッと手に取り読むに至りました。

そしたら、絵のクオリティが高くてびっくり!!見慣れてくると主人公のガラゴもすごくかわいく見えてきて、ちょっと不思議なハートフルな物語に大人の方が先にハマってしまいました。大人がハマると子供も「なんだ?なんだ?」という風に気になり始め、すぐに大好きになっていました。何度もリクエストされるけど、親も大好きなので何回読んでも苦にならないので、とってもいいです。

ガラゴのうちに友達がたくさん訪ねてくるのですが、玄関の扉を開けるたびに外の雪が積もっていって、最後には雪景色になっていたり。主人公の表情に合わせて、お風呂場の桶の表情が変化していったり。細かな設定をみつけるのもとても楽しいので、娘がもっと大きくなったら、そういうのを探して遊ぶこともできそうです。

作者の島田ゆかさんは、ガラゴの他に、バムとケロというシリーズも描かれているので、ぜひ全部読んでみたいと思います。おすすめですので、もしよかった手に取って読んでみてください。

 

 

1歳5ヶ月の娘の反応:

・1回目の読み聞かせで、最後まで読ませてくれました。

・はじめは「ふ〜ん。」って感じだったけど、親が楽しんでたら繰り返しリクエストするように。

・猿科の動物のショウガラゴがモチーフなのかなと思い、ショウガラゴの映像を見せて、「たぶん、これがガラゴのモチーフだよ。」と教えたら、より好きになりました。

 

 

 

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